「図書館のある家」土工事から基礎工事へ。

2014年09月10日

◆位置出し後、掘削(根切り)の様子。(撮影:飯島建設)
1基礎着工

新築住宅「図書館のある家」は
土工事から、基礎工事へ滞りなく進行しています。

本件の土工事
建物の位置出し(やり方)を行った上で、
地盤面より50センチあまり下となる
コンクリート基礎の下端まで掘削(根切り)。
河川に面していますが、地盤調査の結果を踏まえ
砕石き敷きの上、全体を充分転圧して対応しています。

本件の基礎工事
コンクリートを打設するための型枠設置後、
砕石の上から、湿気対策のシートを全体に設置。
その上から鉄筋を配する(配筋する)一般的な工程。
コンクリートは底盤と立ち上りを2回に分けて打設します。

◆配筋の様子。(撮影:飯島建設)
基礎鉄筋

現地視察とヒアリング ~リフォーム計画へ。

2014年09月1日

 

住まいの耐震化や、より楽しく快適に住まうための、
バリアフリー化などを検討するため、
ご依頼を受け、お住まいを訪問させて頂きました。

町の喧騒を忘れる、落ち着いた佇まいの住宅。
緑豊かな暮らしを楽しまれています。

ご夫妻と、ざっくばらんにお話をさせて頂きながら
視察することが出来ました。
通風・採光などを重視した心地良さ、
来客が気軽に立ち寄ることの出来る空間の併設など、
より楽しみの幅を広げる、
リフォーム計画を進めることになりそうです。

じっくり可能性を模索して参ります。
よろしくお願い致します。

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「つなぐ庭の家」屋外の方針打合せ。

2014年08月30日

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◆「花台手摺」の原寸模型?を据える中山さん。

新築住宅「つなぐ庭の家」。
屋外建物まわりの方針について、現場打合せでした。

2階バルコニーでは、
オリジナル「花台手摺」のスチール製支柱の方針確認。
制作前に、中山建設:中山さんが木材で1/1(原寸)模型を作り
実際の施工場所に据えることで、注意点や改善点があるか
検討出来ました。

外構では、
施主のお二人にもご参加頂き、
門扉や塀。駐車スペースやポーチなどの方針確認。
既存の植栽を活かすことや、
親族が住まう住宅「白楽の長い家」との繋がりや
バランスなどを、関係者皆で確認することが出来ました。
ありがとうございました。

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「むかえる家」 見えやすい所と見えにくい所。

2014年08月29日

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新築住宅「むかえる家」は、
内外とも、仕上げ工事の大詰めとなりました。

屋外では、外部足場解体に向け、確認検査をさせて頂きましたが、
ほんの僅かな傷や汚れなどを除き、施工上の気になる部分は
特にありません。

大工さんの作業で、ふと気が付きました。。

この時期、同じ仕上げ工事で、極端に
他人から見えやすい所と、収納内など見えにくい所の施工が
同時進行になるということです。

見えやすいから真剣に、見えにくいから適当にということはなく、
完成に向かい、
本日も、黙々と作業を続ける大工さんの様子を目にしました。
ありがとうございます。

◆主寝室ウォークインクローゼット内
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「むかえる家」 屋内外の仕上げ工事。

2014年08月22日

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◆吉田電気:吉田さんご夫妻^^。

 
新築住宅「むかえる家」は、
屋内外の仕上げ工事が進行中です。

屋内では、
壁仕上げのクロス工事が終わり、
より空間の特徴がはっきりしてきました。 
本日は、電気設備機器の取り付け。
吉田電気:吉田さんご夫妻の連携作業に遭遇?!
照明器具やスイッチパネル、エアコン機器など
各取り付け準備中でしたが、
どちらからともなく、次の作業に進んでいくさまは、
面白いといいますか、、素敵です。よろしくお願いします。

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屋外では、
外壁全般の吹付け工事が終わり、
明るい白を基調とした外観が、確認出来ました。
ブルーの足場シートに隠れているので、
まだ上手くお見せ出来ないのが残念です~。泣・笑。
一方、
住まい正面を特徴づける、木板(ヒノキ厚15mm)の
取り付け進行中でした。
胴縁(仕上げ板を留め付けるための下地)に
割付バランスを加味しつつ、正面左から張り込み。

既に玄関まわりは、現場で検討して頂いた納まりを活かした
郵便ポスト穴が反映されるなど、
順調な仕上がりイメージが確認出来ました。
ありがとうございました。

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「つなぐ庭の家」 屋内造作の打合せ。

2014年08月21日

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新築住宅「つなぐ庭の家」。

中山建設:中山さんの呼びかけで現地集合。
棟梁の秋元さんと、主に屋内造作について打合せでした。

・製作スチール手摺について、おさまり具合の確認。
・オリジナルの、キッチン収納棚・テレビ台・靴箱・屋内建具
 などについて、方針の詳細確認。
・着工後に決まった、システムキッチンと関連造作の調整など。。

屋外では、外部作業足場が解体され、外観が現れました。
先に隣で竣工したご親族の住まい「白楽の長い家
とのバランスも良さそうです。
本件で始めて取り組む、
2階バルコニー「花台手摺」の施工はこれから。
楽しみです。

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「むかえる家」 屋内外の仕上げ打合せ。

2014年08月14日

 
新築住宅「むかえる家」は、
屋内外の仕上げ工事に向けた、各所方針の打合せでした。

概ねの方針は、関係者間で共有していると思うのですが、
やはり具体的製作や、待ったなしの工程となると、
机上の理屈だけでなく、
現場で、実質的な意見交換が必要です。

◆外観確認で佇むスタイル田代さん。←バイクで登場^^。
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屋内では、
既に出来つつある、建具や造作家具扉の、塗装色に関する
住まい全体の方針や、今後製作する造作の調整など。

屋外では、
モルタル下地に対する、外壁吹付け塗装の仕様確認と、
一部木板張りとなる部分の詳細確認。また、足場解体後
の外構工事に関する、大まかな仕様や構成の確認など。

◆図面と現場を見比べながら、意見交換。
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◆サンプルを現場に直接あてて、意見交換。
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打合せをしている時間帯。
屋内壁・天井のクロス張りが、同時進行中でした。
下地プラスターボードのジョイント部や、
ビス頭のパテ処理中でしたが、
棚や手摺といった造作打合せの話し声を
横で聞きながら、手を止めず作業。
クロス張り工事と関係がありそうな部分を、逃さず聞いて
いて声を掛けて頂きました。
そういう事が、とてもありがたいですね。

◆クロス張り作業中の鈴木さん。→娘さん結婚おめでとう^^。
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「図書館のある家」 が着工しました。

2014年08月9日

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新築住宅「図書館のある家」が着工しました。
施主、施工、設計の3者で現地集合。
地縄張り(敷地にヒモで建物の位置出し)を確認しました。

敷地内の既存樹木について意見交換。
施主ご夫妻と相談し、
実のなるイチジクと、季節感の感じられるモミジを
残して活かすことにしました。
グランドレベルの施工上の基準なども
皆で検討出来ました。

その後、水周り設備を扱うショールームに移動。

本件の水周り設備は、基本性能と経済性などから、
既成のユニット商品を使う考えのため、
概ね選定しているシステムキッチン、ユニットバス、
ユニット洗面台、トイレ便器について、
施主と共に、実物を目で見て触れて確認しました。

扉やカウンターの色を決めたりするなど
細かな仕様も、じっくり確認出来たので良かったです。
皆さま、終日ご協力ありがとうございました。
お疲れさまでした。

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ファーストプレゼンテーション。

2014年08月7日

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ざっくばらんな初会ご自宅での面談から、3週間。。
新築住宅計画の、
ファーストプレゼンテーションでした。

前面道路から2~3m上がった土地。
ご夫妻+小さな3人の娘さん達の5人家族が住まう住宅です。

ご家族の夢やご要望を受け、まず最初にまとめた案は、
全体が上下に3層構成。
特徴が、皆で共有出来ますよう、縮尺1/100の
スタディ模型をご家族皆に見て頂きながら、
プランニングの考え方や、構成についてお話しました。

◆最下階:ビルトインガレージ(シャッター付き駐車場 etc)
◆中間階:庭やテラスと連続したリビングダイニング。
◆最上階:高台の眺めを活かしたプライベート空間。

ドキドキの瞬間。。~ご家族の感想はいかに? 

外観がシンプルでイイですねぇ~凹凸感がイイ!
無駄がなく、コンパクトなのに自由度がある!
キッチンの位置は、さらに工夫出来たら嬉しい。。などなど

3人の娘さん達が、
模型を取り囲み、模型撮影会。笑
第一印象は上々?!
まだまだ工夫して、進化させますよー!
頑張って参りましょう。よろしくお願い致します。

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スタディ模型。

2014年08月6日

 

新築住宅計画の「スタディ模型」。

設計の様々な段階で、模型をつくるのですが、
中でも、計画のかなり早い時期に、
大づかみのボリュームや方向性をスタディ(検討)
するため、いつも簡単な模型をつくります。

主に材料は、
薄い紙でサンドされたスチロール素材のスチレンボード。
軽くて、子供でも簡単に切れます。
1・2・3・5・7mmを良く使うので常備。
家庭用工作カッターを使いますが、
ポイントは45度でなく30度の刃を使うことで
細かなカットに対応。
そして、手放せないのはスコヤー(金属製直角定規)です。

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その昔、建築模型を作るといって
スコヤーとカッターの替え刃(頻繁に変えるので)
の用意が出来ない人に、模型の上手い人はいないと
先輩から叩きこまれた記憶あり。今や懐かしいですね。笑

わたくし古川の場合、簡単なプランのスケッチが
何となく出来たぐらいから、ほぼ例外なく
こうしてスタディ模型をつくり、
切ったり張ったり、足したり引いたり、色を付けたり、
様々なバランスを、
自身のやり方で、直感的につかみます。

計画はここから、どんどん変わっていくわけですが、
課題やテーマを検討したり、共有したり
出来ますので、図面と合わせて
クライアントに、そのままお見せすることも多いです。

気軽に手にとって、
様々な角度で見て頂けるので、とてもお喜び頂いてます。

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※さらに屋内外の空間イメージを検討する場合、
設計業務の中で、検討用にもう少し大きな「イメージ模型」
も制作します。具体例はこちら→